商品詳細
68年にこのモデルが東芝から発売された際の宣伝文句は"3倍大きなラジオと比べて下さい"という過激な物でした。
中々垢抜けたスマートなデザインで、薄型で不安定になる事を防ぐために底面にギアで連動して開くスタンドがついています。ちょうど当時可変後退翼の旅客機の構想がアメリカに有り、それにも肖ったものと思います。大した事は無いギミックですが、意外にも今日日見ても割と魅力的です。
スピーカーは45x80mm位の楕円形でコーンの深さのある物。エッジは柔軟で、大音量に耐え、繊細な音も出せる優れ物です。
このIC-70が当時の東芝のベストモデルで、販売上も大ヒットします。
このモデル辺り迄は東芝はラジオ作りでトップランナーの一角に居たと思うのですが、その後が続きませんでした。
ソニー、ナショナルが、其々IC11、ワールドボーイGXという力の入った3バンドモデルをヒットさせるのを見て、このIC70の部分改良だけで対抗しようとしたのでしょう。IC700という型番で同じ様な3バンドモデルを矢継ぎ早に出し、それがダメならソニーとナショナルを足して2で割った様なサウンド750を、という風に手を変え品を変えてヒットを狙いますが、二番煎じの哀しさで、結局魅力的なモデルもヒットも出せなかったと思います。
東芝という会社の来し方を見るにつけ、メーカーは常に前を見て市場が望むものを作り続ける事が必要だとつくづく思います。同社の行末はどうなるのでしょうか?
この個体は外観は可成り良いのですが、整備しても小生の記憶にある高感度、高音質には戻って居ません。具体的には少し歪みが多い様に感じます。何しろこのモデルと手持ちの IC11の鳴きあわせで、このモデルな方が音が良いかと感じた程でしたから。
まあ、この個体50年以上前の物なのでやむを得ない劣化かも知れません。
アンテナは代替品で綺麗には収納出来ません。
電池はお付けします。
商品の情報
カテゴリー: | テレビ・オーディオ・カメラ>>>オーディオ機器>>>ラジオ・コンポ |
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商品の状態: | 傷や汚れあり |
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ブランド: | トウシバ |
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